BLOG喫茶部ブログ

2021.10.20

[学生記事]甲南大学×喫茶部ガレージ<農業フィールドワーク>初めての農業体験in三田市

豆の収穫・選別

初めての農業体験、三田市の黒大豆農家の畠さんにお世話になりました。天気は私たち
の味方になってくれたようで作業中は雨が降らず、午前中は豆の収穫と豆を枝から切り離
す作業をさせて頂きました。1株1株手作業で、大きいハサミを使って収穫していくので
すが、屈んで行うので腰が痛くなり普段の運動不足を実感しました。それを毎日こなして
いる農家さんは本当に凄いです!豆を枝から切り離す作業は機械導入前までは全て手作業
でしたが、機械を導入したことでとても効率が良くなったそうです!とても画期的な機械
でした。ですが機械で行う分、廃棄になってしまう豆もあるみたいです。
午後からは切り離した豆の選別をさせて頂きました。全て手作業で1つ1つ選別してい
きます。また、基準がとても厳しく、まだ食べられる豆も商品にならないので廃棄してし
まいます。スーパーで見かける袋に入った豆はたくさんの人の手が加わり、選び抜かれた
豆だったのだなと思いました。
廃棄してしまう豆を何かに活用できたら私たちにとっても、農家さんにとっても、社会
にとってもみんなにとってプラスですよね。

 

阪神北県民局 阪神農業改良普及センター中谷さんのお話

お昼の休憩の時に中谷さんが黒豆と現在の取り組み等についてお話してくださり、私た
ちの質問にも答えてくださいました。新しいことにたくさん取り組んでおられて、デリバ
リー型のさやもぎ体験は初めて聞いたので印象的でした。小さい頃からの食育は大切だと
思いますし、間接的な宣伝にもなっていて、新しい考え方やチャレンジしてみることは何
においても大切だなと思いました。私たちが農家さんの思いを伝えられるような仲介役に
なれたら良いですね。私たちのテーマだった農家さんの想いというのを聞くことができた
と思います。

 

一日を通して思ったこと

私たちは普段食品を購入する時に、より見た目の良いものを選びがちですが、それが商
品の“ 基準 ”を高くして、廃棄を増やす原因になっています。食べられるものが捨てられて
います。野菜一つ育てて私たちのもとに届くまでに、たくさんの手間・工程があります。
私たちはそれを理解するべきだし、手に取った野菜だけをみるのではなく農家さんのこと
をもっと考えるべきだと思いました。
また、農業の体験を行ってとても充実した時間を過ごす事ができ、メンバーみんな笑顔
で溢れていました!無心になって取り組みとても楽しかったです。知らないだけで農家に
いている人はたくさんいるはずです。さんにもぜひは農業体験してみてしいで
す。考え方がわるかもしれません!

記事編集:菊橋 璃慧
甲南大学 マジメント創造学部
記事は続きます→農業体験からフードロスの丹波黒大豆を西宮Wellcoinで交換
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ーのみなさま
今回の農業フィールドワークをご支援、ご協力をいただいております)

・兵庫県阪神北県民局 阪神農業改良普及センター