BLOG喫茶部ブログ

2021.11.10

[学生記事」甲南大学×喫茶部ガレージ<農業フィールドワーク>第47回さんだ農業まつりに行ってきました!

第47回さんだ農業まつりに行ってきました!!

2021年11月6日(土)私たち三田チームは市場調査ということで三田市が開催する「さんだ農業まつり」に行ってきました。

農業まつりとは

2021年11月6日(土)私たち三田チームは市場調査ということで三田市が開催する「さんだ農業まつり」に行ってきました。

写真のようにテントが立ち並んで三田産農産物の対面販売が行われていて、朝からたくさんの人が訪れ活気のある雰囲気でした!

新鮮な農産物を生産者の方たちから直接購入できる機会はなかなかないので素敵だなと思いました。

場所は三田JA総合センターの敷地内で、目の前には三田市の直売所である「パスカルさんだ」もあります。パスカルさんだでは、三田市の生産者の方たちの心のこもった米や野菜・肉・加工品などを購入することができます。商品の入っている袋に生産者の名前や農産物の説明、お勧めの調理法などが載っていたり、商品の値札の横に美味しい食べ方の説明が書いてある小さいパンフレットが置いてあったりして、地域の人たちに美味しく食べてもらおうという生産者の方の想いが伝わってきました。生産者の方の名前が載っていることで購入する側も安心して購入できますし、その道のプロがお勧めする調理法で調理して食べたくなりますよね。

その土地で作られた新鮮な農産物をその土地で消費する、まさに地産地消の場でした。市の職員の方のお話では、朝採れ野菜や生産者の名前が入っている野菜などを求める人が多くなっているそうで、新鮮な野菜を求めてたくさんの人が来ていて賑わっていました。

新鮮な農産物を安くで購入できるので、メンバーみんなもそれぞれ好きな野菜や果物などを購入していました。

丹波の黒枝豆も売っていました!
前回のフィールドワークで黒枝豆の収穫や選別の体験をさせていただいたので、実際に売り場に並んでいるのを見ると親近感があり嬉しい気持ちになりました。

お米農家の方のお話

外で対面販売している農家の方で、主にお米を栽培している方にお話を聞くことができました。
その日は大根を販売していらっしゃいました。とても大きく立派な大根でした。
お米を作っていない時期には余っている土地などを活用して、大根・さつまいも・白菜などを栽培しているそうです。
その農家の方は土づくりがとてもお上手だそうで、大根などは特に水をあげなくても育つとおっしゃっていました。
農地に雑草を生やしすぎると雑草に養分が持っていかれてしまうので、防草シートを貼ったりマルチングを行って、草を生やさないことを心掛けているそうです。
今までで一番大きかった大根は、なんと重さ11キロで葉の部分まで合わせると高さは140センチだそうです!写真を見せていただいたのですが、今まで見たこともないほど大きい大根であることが写真でも十分伝わってきました。
栄養のある土づくりをされているからこそ立派な野菜を育てられるのだと思いましたし、きっとその人にしかできない職人技なんだろうなと思いました。

最後に、私たちは「紅きらら」という品種のさつまいもを購入して、みんなで分けて持ち帰りました。私自身オレンジ色をしたさつまいもを初めて見ました。
1週間ほど経ってからが美味しくいただけるそうなので、楽しみに待ちたいと思います。食べるのが楽しみです!

感想

三田市の農業まつりに参加して地産地消の素晴らしさを肌で感じることができました。
「生産者の想いがこもった農産物をその地域の人が美味しく食べる」これは便利な世の中になり、違う国の食材でさえ簡単に手に入るようになった現代だからこそ気づく、農業を通じた貴重な人と人の繋がりなのではないでしょうか。
対面販売の場では直接生産者の方のお話を聞くことができ、農家の方の愛情がこもった新鮮な野菜を購入できて、普段スーパーで買う野菜よりもより美味しく感じられるのだろうなと思いました。
パスカルさんだでは地域で作られた食材がたくさん売られており、商品の横には美味しい食べ方を紹介するポップなどもあり、売り方にもたくさんの工夫が感じられました。地元で採れた農産物であることがわかると自然に愛着が沸くし美味しさも2倍に感じると思います。この動きがもっともっと広まればいいなと思いました。
とても良い時間を過ごせました!

 


サポーターのみなさま
(今回農業フィールドワークをご支援、ご協力をいただいております)
・兵庫県阪神北県民局 阪神農業改良普及センター