BLOG喫茶部ブログ

2021.12.22

[学生記事]甲南大学×喫茶部ガレージ<農業フィールドワーク>三木での最後の現地農業体験

12月19日で約2か月間にわたる三木での最後の農業体験が終了しました。
雨予報であったのにも関わらず、雲一つない最高の天気に恵まれました!

トマト定植体験

午前中は前回のフィールドワークで土入れをした畑にトマトの苗を定植する作業をさせて頂きました。自分たちで播種したトマトたちが立派に芽を出し、育っている姿を見てとても嬉しかったです。
また新しくできたビニールハウスでトマト1期生を育てることに携われたことも非常にうれしく思います。

定植作業はみなさん腰を下ろし、一つ一つ20㎝の間隔をあけ丁寧にする作業でハウスのあちらこちらから「腰が痛いなあ」と声が聞こえてきました。(笑)
そこで車輪の付いた農業用の椅子が登場し、そのおかげで一段と楽に作業をすることが
出来ました。

今回定植したトマトが育つのは2か月以上かかるそうで、2か月後収穫することがこれからの
楽しみの1つとなりました!どうか全部のトマトが元気に育ってくれますように!

定植作業の後は農家さんたちの友人の方からみかんの差し入れを頂きました。
甘くてみずみずしい美味しいミカンが、作業で疲れた五臓六腑に染み渡りました。
ありがとうございました!

トマトを囲んで食べたお昼ごはん

午前中の作業が終わった後は、今回も株式会社イコル様からビリカコーヒー様のカレーをご提供頂きました。午前中に定植したトマトの周りに椅子を並べ、みんなで輪になって食べることは初めての体験でした(笑)

カレーの中には山本さんが育てたトマトも入っており、沢山の人が繋がったカレーなんだと感じながら、美味しく頂きました!

フィールドワークでお世話になっている農家さんたちは学生時代の友人であるということから、学生時代の思い出話などのお話をたくさん聞かせていただき、非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

播種した葉菜たちの収穫

午後からはビリカコーヒー様のビニールハウスに移動し、自分たちで播種した葉菜たちを収穫する作業をさせて頂きました。
今年は気温が高かったため思っていたよりも生育が良く、お店で出す倍ほどの大きさまで育っていました。
2か月前は本当に小さな小さな種でしたが、収穫時には大きいもので30センチほどの高さまで育ってくれた葉菜たちの姿を目にしたときに自分の子どもが育ったようなそんな感情になりました。

農家さんたちが作物に愛情を注ぐということを身をもって感じました。
収穫後、余分な葉を取り袋詰めする作業をさせていただきました。
みんなで手分けして作業しても時間がかかったのに、実際は収穫から袋詰めまで1人ですると聞き、驚きました。

土仕事で汚れるという農業のイメージとは違い、水耕栽培で育った葉菜たちはとても綺麗で
土を入れて耕す畑作業がないため、女性が活躍できる農業の形だと感じました。

2か月のフィールドワークを通して

この2か月間で本当にたくさん貴重な経験をさせて頂き、たくさんのことを学ぶことが出来ました。愛情を注ぎ一生懸命農業に取り組んでおられる姿、仲間・人と助け合い支え合っている姿を自分の目で直接見ることが出来て、農業のイメージが180度変わりました。
当たり前に野菜を食べている背景にはたくさんの人が関わっており、時間をかけて大事に育てられているという事を学びました。
また野菜を通じて、まちとひととの繋がりや農家さん達のかっこいいところなどを知ることができた濃い2ヶ月でした。

この魅力を、私たち学生だからこそできる形で伝えたいです。そこでプロモーションビデオを作成し放映することを考えております。ビデオ撮影にご協力いただき有難うございます。

三木市の魅力あふれる方々と出会い、普段経験できないことをたくさん体験させていただき感謝の気持ちでいっぱいです。この経験は私にとって何にも代え難い財産となりました。

約2ヶ月間、本当にお世話になりました!

記事編集者:打越まゆ
甲南大学 マネジメント創造学部

サポーターのみなさま
(今回の農業フィールドワークをご支援、ご協力をいただいております)
・birica coffee&freshvegs
・株式会社ダブリブ
・株式会社イコル
想いとカタチをイコールに、子供達の未来に今と変わらぬ安心・安全を
http://ecol-de-eco.co.jp/