BLOG喫茶部ブログ

2022.08.29

[学生記事]甲南大学×喫茶部ガレージ<農業フィールドワーク>第2期Aチーム

本日はいつも三木市でお世話になっている農家さんとは異なる、
三田市の農家さんのところに訪問させていただきました!
また阪神農業改良普及センターの方にも来ていただき、
三田市の農家さんの現状についても学びました。
そして現地では、黒枝豆の農業体験をしました。

収穫

まず初めに、収穫時期を迎えた黒枝豆の収穫をしました。

効率よく収穫するためのコツとしては、片手ずつできるだけ根っこに近い茎部分を
持ち2本同時に引き抜くということでした。
そして実際に体験したのですが、私が想像していたよりもこの収穫作業がきつく、
20分程度したのですが、汗だくになりとても疲れました。
また足元が少しぬかるんでいて、不安定だったので、より一層体力を消耗しました。

しかし農家さんの話によると、朝からこの作業を4時間程度することもあると伺い、
農家さんのすごさを実感しました。

脱莢

次に、収穫してきた黒枝豆を機械に通し、葉っぱや茎を外していく脱莢のお手伝いを
させていただきました。

私は脱莢前の黒枝豆を台に乗せる作業をし、現地の方が脱莢する機械にどんどん黒枝豆を
流していたのですが、作業スピードが速く、私は汗びっしょりになっていたのですが、
現地の方は全く疲れた素振りを見せていなかったので、とても驚きました。

そして、作業終了後にカゴ一杯(10キロほど)でいくらで売れるのですかと質問したところ、
私の予想では2万円だったのですが、良くても5000円とのことでした。

多大な労力をかけて作ったものなので、もう少し高く買い取ってくれないのかと
考えるきっかけになりました。

雑草刈り

午後からは収穫前の黒枝豆の成長の妨げとなる雑草を刈る作業をしました。

農家さん曰く雑草が生えていると、その分栄養が黒枝豆の方にいかなく立派に
育たなくなるので、重要な作業であるということがわかりました。

実際にやってみて感じたこととしては、雑草を刈るための鎌の扱いが難しく、
慣れるまでに時間がかかりました。

また虫がたくさんいたので、虫嫌いな私にとってはなかなかきつい作業でした。

三田ビーンセンター

現地での作業終了後に三田ビーンセンターに訪問させていただきました。

ビーンセンターでは農家さんが作った黒枝豆を選別し、形や色などの様々な基準を
クリアしたものだけがパック詰めされて、スーパーなどに出荷する用に段ボールに
つめていく作業が行われていました。

そして選別作業の際に、全体の約4割が規格外品となり、産業廃棄物として
お金をかけて廃棄しているということを聞きました。

実際に私も規格外品を見学させていただいた後に家に持ち帰らせてもらったのですが、
もちろん虫に食われたものもあり、食べれそうにないものもあったのですが、
半分ほどは色が少し黒いことや、少しヒビが入っているだけで美味しく食べることができました。
なので、見た目さえ気にしなければ美味しく食べることができるものを、
お金をかけて廃棄していることが非常にもったいないと感じました。

私自身収穫したうち4割が規格外品となっていることがとても驚きで、さらに味は美味しいので、どうにかしてこの規格外品を有効活用できないかと考えるきっかけとなりました。

そして最後には規格外品の黒枝豆に加えて、現地の農家さんから甘長や茄子、
午前中に収穫した黒枝豆などをいただきました。

ありがとうございました。

記事編集者:岩佐洸史
甲南大学マネジメント創造学部

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