BLOG喫茶部ブログ

2023.05.19

【学生記事】甲南大学×喫茶部ガレージ<農業フィールドワーク>第3期Aチーム

いよいよ3期始動、
三木市農業フィールドワーク初日

みなさん、こんにちは!今年度も私たち甲南大学マネジメント創造学部の学生が、現地の方々との交流をとりながら農業について学びを深める、農業フィールドワークに参加させていただくこととなりました。

今回は「街と町をつなぐ」をテーマに、私たち3期生が三木市での農作業や空き家改修をお手伝いし、「街と町をつなぐ」ためには農業をどのように活かすことができるか?を考えていきたいと思います!

5月13日(土)
初回は現地、三木市です。
雨予報でしたが午前中からお昼過ぎにかけては時々太陽も見え、比較的良いお天気でした。

これからお世話になる、株式会社ダブリブをはじめとする農家の皆様へご挨拶をした後、トマトを栽培するビニールハウスを見せていただきました。

ここで栽培しているのは麗旬という品種の大玉トマトです。ビニールハウス内の環境調整や水撒きなどは機械化されており、温度・湿度・CO2濃度の計測/データ収集によって作物が育ちやすいよう管理しているそうです。
しかし機械化は楽をするためではなく、トマトの受粉に必要な工程や、毎日の成長状況の確認などといった実際の農作物と触れ合う時間をより大切にするための機械化だとお教えいただきました。

次にイチゴのビニールハウスを見せて頂きました。
栽培されている品種は3種、おいCベリー/章姫/紅ほっぺです。こちらのビニールハウスも環境調整は機械化されており、必要な日照量に応じてハウス内部のカーテンが自動開閉されます。摘花方法や栄養素管理に強いこだわりを持って、甘くおいしいイチゴの栽培を心掛けられています。

なんと今回は実際にイチゴ狩り体験をさせてくださり、私も3種全て食べさせていただきました!その後にも、このハウスで作られたイチゴを使ったスムージーをご馳走してくださり、甘くて香り高いイチゴにみんな笑顔でした(^▽^)

午後は空き家改修のお手伝い。
暮らしの選択肢を増やすために大切なもう一つの取り組みです。今日は土壁の改修をお手伝いさせていただきました。

1日を通して、ここへ来る前に持っていた農業や農業地域へのイメージが大きく変わったことを実感しました。特に数年前から活発になったという農業の機械/AI化は授業やニュースで聞くだけでは得られなかった発見と驚きを感じられました。

また初対面で緊張感のあった午前中とは打って変わり、解散時には3期生の中に団結感も芽生え始めていたのではないか?と思います。それは農業や空き家改修といった共同作業のみならず、三木市で協力してくださる皆様の親しみやすさや温かさに大きく影響を受けたと感じます。

まだまだ至らぬ点も多くあり始まったばかりですが、私たち一人一人にとって今日が大きな始まりの日となりました。今後ともよろしくお願いいたします。

記事編集者:水谷 華蓮(農業フィールドワーク3期Aチーム)
甲南大学マネジメント創造学部

サポートの皆様
・株式会社ダブリブ
・株式会社リーフ・ビル・ライフ
http://leaf-build.co.jp/
・株式会社イコル
http://ecol-de-eco.co.jp/