BLOG喫茶部ブログ

2022.11.19

農業でまちとまちをつなぐ「黒枝豆のさやもぎ体験!」実施報告

株式会社喫茶部では「暮らし」をよりよくできるヒントを探して、さまざまな取り組みを行なっています。
その一つが農業を通じて「まちとまち」をつなぐ取り組みです。
大学の授業で農業フィールドワーク授業を実践したり、家庭菜園のプロジェクトを立ち上げたり、農業でつながるコミュニティを作ったり、喫茶部ガレージでトマトを育てる実験など行なってきました。

その取り組みの一つに、兵庫県農業普及センター(阪神北県民局)さんにサポートしていただき、農業の体験の場をつくっています。いつも目にする農作物が一体どのような過程で私たちの手元に届いているのかなどを知ることができる大変貴重な機会です。
通常は三田での農業のお手伝いに伺いますが、今回は西宮で農業に携わる体験会を開催しました。
実施したのは三田でも大変人気の「黒大豆枝豆」を利用し「三田黒大豆枝豆のさやもぎ体験会」を西宮神社さんに場所をお借りして実施いたしました。

三田産黒大豆枝豆

三田の「阪神産」黒大豆枝豆は現在お米の需要が減少する中で新たな土地利用型作物として導入が進められています。夏からは早生(わせ)枝豆が収穫され、10月から11月が黒大豆枝豆の旬の時期となります。
黒大豆枝豆は実が大きくふっくらして、あまくてほくほくしている食感が美味しくて大人気です。
今回も地域の方が「今年、黒枝豆買えなかったのよね〜」というお声があり、このイベントを非常に楽しみにしてくださっていました。

枝豆についてお勉強

黒枝豆から黒豆になるの!?
知らないこともたくさんありますね。

農業普及センター中谷さんに黒枝豆のことを教えてもらいました!
実際に枝豆がどのように成長しているのかを説明して

地域の子どもから大人までたくさんの方が集まってくれました

・旬の美味しい黒枝豆をぜひ新鮮なものを食べてみたい
・朝イチから黒枝豆を手に入れたくて大きなさやのままどっさり購入して帰ってくださったり
・ご近所の子どもたちのお友達で参加してくれたり
・ご家族でお散歩がてらに後参加してくれたり
・道ゆく方もまさかここで獲れたて黒枝豆が手に入るなんて驚き、ラッキーですなんてお声もいただきました

大学生もお手伝いしてくれました

 

喫茶部では現在甲南大学と神戸女子大学の授業を進めさせていただいています。
甲南大学は農業フィールドワークとして農業体験を通してできることを企画提案実施していきます。神戸女子大学は地域学習としてボランティアなどがテーマで、同じく農業もボランティアの一つとして体験の機会を作っています。
この2校の学生たちが、今回はイベントをバックアップしてくれました!
たくさんの子どもたちも学生のお兄さん、お姉さんたちと楽しくさやもぎ体験してました。
学生のパワーも本当素敵で素晴らしいですね。

今回体験会を開催して

農業普及センターの中谷さんをはじめ、はつか農業法人組合のみなさまには朝早くからご準備いただき、またこれまでの現地での体験も含めてたくさんご尽力いただきましたこと心から感謝いたします。
当日は50組を超えるみなさまがご来場いただき、大変楽しく賑やかな体験会を開催することができました。
西宮ではなかなか農作物を直接手に触れる機会も少ない中で、たくさんの収穫体験をしていただくことができました。

なんたってとっても美味しい黒枝豆です、さやもぐ作業もどんどん進みますね。
子どもたちもたくさん収穫して、お父さんはビールのあてに大喜び。
そしてお母さんたちも旬の美味しい黒枝豆にほっこりしていただくとても良い時間を皆さんと過ごさせていただきました。

 

また、他の農作物でも体験会を開催したり、現地の農家さんのところで一緒に作業を体験する機会を作りたいと思います。

「暮らし」をよりよくするヒント、この食も大切ですね!
次のイベントもぜひお楽しみにしてください!