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2023.02.24

甲南大学農業フィールドワーク1期生の2名が第33回ヤンマー学生懸賞論文優秀賞を受賞しました‼

はじめに

甲南大学×喫茶部ガレージ農業フィールドワーク1期生の菜緒さん万葉さん
第33回ヤンマー学生懸賞論文・作文 論文の部 優秀賞受賞おめでとうございます!
フィールドワーク開始から約2年間お疲れさまでした!

ヤンマー学生懸賞論文・作文とは

概要

ヤンマー学生懸賞論文・作文とは、ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社である
ヤンマーアグリ株式会社が大学生などの学生を対象に、次世代を担う若者に農業の未来に
ついて広く自由な観点から議論してもらうことを趣旨とてして1990年より実施しています。
ヤンマー学生懸賞論文・作文HPより

「農業を食農産業に発展させる」をビジョンとし、次世代を担う若い皆さまとともに
将来に向け「持続可能な農業のかたち」について考える機会としているそうです。

論文の募集内容

第33回ヤンマー学生懸賞論文・作文 論文の部 募集内容,テーマ
21世紀農業の確立を目指した”先駆的挑戦”を内容としてください。
スマート農業、農産技術、農芸化学、農業モデル(都会、中山間地、大規模平野、臨海地域)、新規ビジネスモデル、資源環境・自然科学・健康福祉・栄養科学・流通・教育・ICTとの連携など、あなたが学習・研究しているさまざまな分野から独自の構想で提言し、その実現の過程、手法等を論理的に述べて下さい。
例えば次のような論点も、今日的切り口として参考にして頂くようお願いいたします。

<例示: テーマ例 又は 内容>
①高い生産性を誇る食料生産の実現
②安全・安心な食料生産と供給
③多様化する食ニーズへの対応
④持続可能な地球環境との調和
⑤生産者の経済性追求
⑥産地から食卓までを繋ぐ食のバリューチェーン確立
⑦健康福祉と農業の関わり
⑧テクノロジーとサービスによるトータルサポートの創造
その他“将来の夢の農業”の創造・提案など、あなたの独自のテ-マを設定して、論文にまとめて頂いても結構です。

ヤンマー学生懸賞論文・作文HPより

優秀賞受賞論文

今回お二人が受賞された論文のテーマは、「生産者と消費者をつなぐ」です。
題名は、「生産者と消費者をつなぐ~農業初心者学生の活動記録~」

論文の内容は、喫茶部ガレージで行った
「トマトの栽培キットトライアル 新メンバー募集イベント」
「聞いて触れて食べて親子食育食農イベント~旬の三田の黒枝豆について詳しく知ろう~」
の内容をまとめたものです。

「トマトの栽培キットトライアル 新メンバー募集イベント」
イベント詳はこちら

「聞いて触れて食べて親子食育食農イベント~旬の三田の黒枝豆について詳しく知ろう~」
イベント詳細はこちら

どちらのイベントも論文テーマである生産者と消費者をつなぐを体現していました!

喫茶部ガレージとしては、農業フィールドワークをはじめ、上記イベントの企画から
運営まで総合的にサポートさせていただきました!

活動を通しての感想

 

約2年の活動を終えての振り返り/感想を2人からいただきました‼

万葉さん
万葉さん
授業で喫茶部と出会うまで、全く関わりのなかった「農業」を軸にしたイベントだったので、どんな人にどんなふうに農業の魅力や食育を広められるかを考えることが難しかった。
でも、イベントを通して色んな人と出会えて、助けてもらって、
形にできたことが嬉しかった。
なおちゃんと一緒に、イベント実行のために走り回れたのが楽しかった!
菜緒さん
菜緒さん
自分たちで1から企画して、行動してっていうのが初めてで何もかもが難しかったけど、参加者の笑顔が見れたときは達成感があってすごく嬉しかった。
後押ししてくれる環境と支えてくれる人たち、自分にはないものをたくさ持っている万葉がいたおかげで走り切れました!

関係者からのコメント

ここからは、農業フィールドワーク・その後のイベントに携わって頂いた方々から
約2年の活動を走り切った2人へのコメントを紹介します!

~コメントをもらった方々~
株式会社ダブリブ山本さん
「トマトの栽培キットトライアル 新メンバー募集イベント」の際に、トライアルキットの作成や
栽培方法指導でお世話になりました‼
阪神農業改良普及センター中谷さん
農業フィールドワークでお世話になりました‼

Q学生2人の印象は?

山本さん
山本さん
菜緒さんは真面目で多くは語らないが全てを理解、
把握しながら進めて行くタイプ。
万葉さんはノリと社交性で切り開いて行くタイプ。
のナイスコンビ!
中谷さん
中谷さん
活動を通して、積極的な発言や農作業に一生懸命に取り組む姿からも誠実さがあふれていました!
また、明るく活発な学生であり、農家のおばあちゃんから「ぜひ、お嫁においでよっ。」と初見で打ち解けられる雰囲気を醸し出せるところが素敵です!

 

Qイベントの感想

山本さん
山本さん
先ずは皆さんが楽しくトマトを育てて頂いた事に感動。
また感動が長く続く様にFacebookでの投稿も途切れず誘導していたのでさらに満足度が上がったのでは、、、?と思っています。
中谷さん
中谷さん
農家さんとの交渉や、企画運営、開催のPRと
色々と学び苦労したことが多々あると思います。
その中で、参加者の笑顔を見ることで、
達成感を感じれたと思います。
私の「農作業体験を通じて体験した学生が都市部で農業のPRをする活動を考えてくれる」ことを体現してくれて、嬉しいです!
ありがとうございます!

 

Q受賞され菜緒さん、万葉さんに一言!!

山本さん
山本さん
素晴らしい企画力、と巻き込む力の大切さを学ばさせて頂きました。
今回少しでもお手伝いさせて頂き、とても光栄です。
今後ともよろしくお願い致します‼
中谷さん
中谷さん
受賞おめでとうございます!!
このヤンマー懸賞論文を受賞する学生は、
9割が農業系の大学生です。
農業系以外の貴重な1割である万葉さん、菜緒さんが
体験を通して感じたことを論文で発表され、評価され
たことに嬉しく思っています!
ご自身の感性や長所を生かして、より一層自分を磨いて
素敵な女性になってください!

 

さいごに

最後に、お二人の活動をスタッフとして関わらせていただいた私(あおい)と
フィールドワークやイベントの企画運営をサポートした代表の小林から!

あおい
あおい
改めまして、菜緒さん万葉さん優秀賞受賞おめでとうございます!
私は、学生スタッフとしてイベントのお手伝いなどで関わらせてもらっていたのですが、二人は、行動力がすごいなと感じていました。
フィールドワークへの出席はもちろん、フィールドワーク外でも積極的に活動している姿は、とても輝いていました!
また、いつあっても元気!同い年なのですが、私の3倍は元気でエネルギーがあると思います(笑)
イベントを企画・運営するにあたって大変なことも沢山あったと思います。
大学生なので、普段の授業もあるなかでのイベント開催に論文執筆、、。
そんな状況でも、二人の振舞いや懸命に取り組む姿は、周囲を明るく元気にしていたと思います!
同じ学生として尊敬できます!
約2年間お疲れさまでした!!           学生スタッフあおい

小林
小林
二人は甲南大学の農業フィールドワーク授業の1期生として入ってくれた時からとっても元気で前向きに何でも取り組んでくれていました。
2年目は授業の枠から飛び出して「農業」を通じて喫茶部ガレージを拠点に自ら企画して実行に移し、周りの大人との調整やスケジュールなど大変な思いもしながらも乗り越えて来ました。
そして最後にこの論文に挑戦!農業系では無い学科にも関わらず受賞できたことは本当に素晴らしいことです。私もとっても嬉しく誇らしいです。本当におめでとうございます!!
農業フィールドワークの授業は4月から3期生がスタートします。これからガイダンスと募集がはじまります。
学生さんをお待ちしております!            喫茶部代表 小林

 

約2年の活動お疲れさまでした!!
この経験は、これから先の人生で必ず活きてくる!
お二人と共に喫茶部ガレージも成長できたと感じています。
就職活動や卒論執筆など、忙しくなると思いますが、
いつでも喫茶部ガレージに遊びに来てください!!

 

記事編集者:学生スタッフあおい